蘭と愛犬 > 小さな旅  >  2008年  >  2008年3月21日 阿蘇火振り神事

チョット旧聞に属するが、去る3月21日に阿蘇神社の火振り神事に初めて参加した。
国道57号線をとおり、右手に久住連山を眺めての2時間半のドライブ
着いてみたらカップルが身を清めていたり、外国からの観光客などでいっぱい。すでに三脚の立て場がないほど…
阿蘇神社は縁結びの神様で、楼門は大きく日本の三大楼門との事であった。
神様がお見えになるまでの主役は中学生でした。ねじりはちまきがかっこいい
夕日が徐々に西に傾き、阿蘇神社に夕闇が迫ってくる。
阿蘇一宮中学校の選択教科の音楽を学んでいる生徒たち
火振り太鼓の演奏をして盛り上げてくれた。
いよいよ御神火の到着です。
朝から禊ぎを済ませた人により高く掲げられての入場です。
実は、阿蘇神社の男性神と結婚の契りをする女神さまの道案内に灯す松明だったのだ。
いきなり火振りが始まる。1,5bの紐を付けたカヤの束の両端に火を付けてゆっくり廻す。
シャターを開放にして撮影するが、上手な火振りをする人で一回転1秒から2秒の様だ。ちょうどドンピシャ合った時が輪になって写る。
一般参加の観光客も数多く廻すものだから、よほど考えないとめちゃくちゃのアングルになる。煙の流れも要注意だ。
お気に入りをいくつか並べてみます。
(お気に入り1)
お気に入り2
お気に入り3
1,000個準備された松明が振り終わる頃、神はまた厳かに自分の神社にお帰りになった。
松明の残り火と煙に包まれ巨大楼門が浮かび上がり、今日の宴を楽しんでいるかのように見えた。
この後、楼門を含めた阿蘇神社は国宝に昇格したことから、来年は更に盛り上がる事だろう。

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