shuho趣味の俳画


季節の俳画を紹介します
四季折々の彩りを鑑賞ください
(平成13年2月1日更新)


 「金木犀」
  秋、強烈な芳香を放つ赤黄色の小花を開くことで、一般によく知られ
  親しまれた花です。

     足音に
       ふとなき止みぬ
              虫の声



「キウイ」
 断ち割って見て、初めて「キウイ」らしい「画題」となりました。
 暫く置いておくと、独特の美味しさが生まれ 喜ばれます。

     夕風が
        かすかな虫の
              声 運ぶ



「秋明菊」
 ”貴船菊”とも呼ばれる 八重咲きのものです。


     秋草の
        壷にあふれし
              史料館



「美男葛」
 ねばっこい茎液が その昔、男性の整髪用としても使われた
 ことから、この名が生まれたものと思われます。
 真紅の鮮やかな実の色が人目を引きます。


    雪晴れて
        心和める
            朝かな



「サフラン」
 秋、淡紫色・六弁の香気の高い花を開きます。
 春咲きの「クロッカス」と同種の花ですが、「サフラン」は花の「シベ」を
 取って「薬剤」として用いられるそうで、竹田地方で栽培されて居ると
 聞いています。

    故郷の
       母と姉との
            初便り



「鍋」
 冬場の食卓には欠かせない献立です。
 色々な「食材」を覗かせていて、温かみを感じます。


    鍋囲む
       部屋にあふれる
              笑い声



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