久留米市美術館にやって来た吉田博さんの木版画を堪能して来ました 2017.3.6(月) (※1日遅れのUPです)


久留米(くるめ)市美術館(旧石橋(いしばし)美術館)到着で〜すが、時刻は11時58分→速攻で、すぐ近くにある


「楽水亭」へ・・・窓外(そうがい)を飛び回る鳥達を眺めながらカレ〜ランチセット(890円)を


マタホルン山(1925)

ヴェニスの運河(1925)

久留米市で生まれた吉田(ひろし)(明治9年〜昭和25年)(1876〜1950)さんの生誕140年を記念して

瀬戸内海集 帆船(はんせん)(朝) (1926)

瀬戸内海集 帆船(午前) (1926)

水彩画→油彩画→木版画など代表作約230点の大回顧展が久留米市美術館で行われています(2月4日〜3月20日)

瀬戸内海集 帆船(光る海) (1926)

根津 正直八百屋 (1926)

水彩画・油彩画も素敵でしたが

富士拾景 河口湖 (1926)

木版画に今まで味わった事のない感銘と感動を受けたので紙面の都合(?)で木版画のみ紹介です

富士拾景 朝日 (1926)

画像は:安永幸一著 吉田博作品集をコピーさせて頂き掲載してますが

日本アルプス十二題 劒山の朝 (1926)

東京拾二題 亀井戸 (1927)

綺麗にコピー出来ず、それに端っこを切り取ったり・貼り合わせなどしたので

駒ヶ岳山頂より (1928)

上画像の様に見づらい面もあると思いますが

富士拾景 興津 (1928)

雪の日本アルプスで野営しながら自然が見せる素晴らしい一瞬を逃すまいと

富士拾景 御来光 (1928)

一心不乱に描き続けた鬼才の絵を少しでも感じて頂けたらと掲載させて頂きました

富士拾景 馬返し (1928)

東京拾二題 中里之雪 (1928)

凄いな〜と、ご覧の方へ→3/20までは久留米市美術館で〜す

山中湖 (1929)

 実は吉田博さんを知ったのは今年1月某TV局の

 「日曜美術館」で「日本ではあまり知られてないが

 海外では大変有名な画家で

 故ダイアナ妃も大ファンで自分の部屋の壁に「光る海」など

 飾ってた映像が流され、こんな凄い日本人画家がいたんや

 と知って昨日、初めてお逢いした次第なのです





 左画像は1930年インドへ「月夜のタージマハル」を描く

 ため出掛けその後タージマハルから南西約40kmにある

 ファテープール・シークリーで描かれたそうで

 モデルは左が次男の穂高さん・右は長男の遠志さん


 描きたいと思ったら寒い日本アルプスでも野営して

 納得するまで止めない「絵の鬼」とも呼ばれていた人なので

 とても厳しい人かと思ってたら

 長男さんが生まれた時に大好きな山の名前にしようとしたら

 周囲に大反対されすごすご(・・・・)諦め

 次男が生まれた時再度山の名前を希望したら

 許されて、子供の様に大喜びした・・・と云うエピソ〜ドを聞いて

 絵に対する自分には厳しいが周りの人には優しいんだなと

 面白い一面も知ることが出来ました

 

フワテプールシクリ (1931)

農家 (1946)   ラストは→3/20まで久留米市美術館で〜す

ページトップへ 久留米市美術館にやって来た吉田博さんの木版画を堪能して来ました 2017.3.6(月) (※1日遅れのUPです)